MOTHER 5周年イベント〜ママ・トークショーをレポート!〜

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2021年12月15日、一般社団法人MOTHER設立5周年記念のイベントが開催されました。ゲストをお迎えして行われたママ・トークショーの様子をレポートします。

登壇者

潮田玲子さん(一般社団法人Woman’s ways / 代表)

望月芹名さん(一般社団法人the GIFT / 副代表理事)

小澤あき(一般社団法人MOTHER / 代表)

司会進行役:池上沙織さん(日本ソイフードマイスター協会 / 代表理事)

今回のイベント開催に際して - MOTHERの活動内容について

MOTHER 代表 小澤

本日MOTHER設立5年目の節目を迎えましたが、今からちょうど5年前と言いますと子供たちも小さく、子育てに振り回される日々を過ごしていました。

2011年に東日本大震災、そして2016年4月に熊本地震があり、3児の母として何ができるか考えさせられる出来事が続きました。1人では小さな力だけど、みんなが集まれば何か大きなことができるのではないかと考えるきっかけとなりました。

まず最初に、2016年に熊本市への災害義援金を募るためのチャリティーオークションに取り組みました。ママ100人プロジェクトを立ち上げ、ママたちの不要になったものをオークションにかけ、その売上金の一部を熊本市長に義援金としてお届けしました。そして同年12月にMOTHERを設立することとなりました。

現在は働くママが増えているにも関わらず、社会組織やロールモデルは専業主婦が多数を占めていた頃のままで、現代のママの中には辛い気持ちを抱えている人も少なくありません。

そのような中で、ママとしてできることを模索してきました。

活躍するママの応援・困っているママの支援を軸に、すべてのママを笑顔にすることをコンセプトとして活動しています。

「活躍するママ」と「困っているママ」の立場は、明日は両者が入れ替わる可能性もあると思っていて、両者どちらにも手を差し伸べる気持ちで取り組んでいます。

話は変わりますが、小学生〜高校生の自殺者が昨年度過去最高となり、1年間で400名を超え、また働く女性の自殺者も3割増えていることをご存知でしょうか。

なぜこのようなことが起きているのかを紐解いていくことも大切ですが、まずは自分の身近にあることに思いをめぐらせて、ママでなくても未来を育む意味で、先を生きる人類としてのママやパパの立場で取り組んでくれたらと思いますので、皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

活動の一部をご紹介

● 2017年:ママパーティー開催

● 2018年・2019年:代官山でイベント開催

● その他、プレスやイベントでのお手伝い、メンバーの活動について発信

● 光文社様より、MOTHERオフィシャルスタイル“私たちは、白シャツ×デニムで”をコンセプトとしたスタイルブックを共著で発売
売上金をあしなが育英会へ寄付

● ブランド様とのコラボ商品
一例としてTREFLE+1様とのコラボブラウス

● ファッション誌への掲載(VERY、CHANTO、Marisolなど)

 IKEA様社内向けワークショップの家庭内ジェンダーギャップについてママ目線で講話

 2021年 イベント開催(銀座三越・京都伊勢丹)

 支援金総額1,574,779円

※あしなが育英会・子供地球基金・ダウン症協会など

ゲストのお二人にも加わっていただき、ママの立場だからこその視点で、社会の問題点や新しく気づいたこと、お二人の活動についてもお話いただきました。

ゲストのお二人が、一般社団法人を立ち上げた経緯とママであることの関係について

潮田玲子さん:

今年の6月に元プロテニスプレーヤー杉山愛さん、元バレー日本代表狩野舞子さん、元飛び込み日本代表中川真依さんと立ち上げました。

スポーツの指導者は男性が多く、月経は共有しづらい話題です。中高生や彼らのご両親、指導者を対象に、女性アスリートの課題である月経とコンディションについて学ぶ機会を提供する活動を行っています。

《今まで、そういう取り組みはなかったのでしょうか?》

似たような団体はありますが、ムーブメントとして知られていないので、女性アスリートの教育として学ぶ場を提供したいと思いました。

《ママになったこととの関係はありましたか?》

4歳になる娘がいますが、最近の女の子はスポーツと距離を感じている子供も多いようで、その理由の1つにはスポーツによっては男性のチームしか存在していないものがあるからではないかと思います。女性にも、もっとスポーツに楽しく打ち込める環境作りをしていきたいです。例えば女性アスリートと生理との関わりについて、そもそも学ぶ機会がないので、スポーツを頑張る女の子たちに学べる機会を提供したいと考えています。

問題提起は簡単ですが、人任せにしないで実際に動いてみないといけないと思い、立ち上げることになりました。

潮田 玲子さん(写真:中央)

望月 芹名さん(写真:左)

望月芹名さん:

現在もモデル活動を続けながら、3歳になる娘もいて、ママとして育児をしながら今年4月に一般社団法人を立ち上げました。

養護施設を退所した青少年・自立援助ホームにいる子供たちを対象に、家庭虐待などで傷ついた子供にも、夢や希望を持てるきっかけ作りや支援を行っています。

元々ずっとやりたいと思っていましたが、親に頼れない子供たちと接した時、親によって生かされた自分だからこそできることがあると思い、実際に行動に移しました。

《直近ではどのような活動をなさっていましたか?》

親を頼れない環境にいたり、困難に立ち向かって自立を目指して必死で生活を送っている青少年に向けて、無償で心のケアやセミナーを開催したりしています。

「自分がどうなりたいか」は、自分でしか見つけられませんが、何がきっかけになるか分からないので様々なきっかけを提供したいと思っています。

ママの立場から これからどんな社会になったらいいか
未来のママたちにどんな社会を残したいか

望月芹名さん

「ママ」はスーパーパワフルな専門職だと思っていて、だからこそ社会全体でサポートしていかないといけないし、ママたちはもっと笑顔でいてね、もっと頼っていいよって知ってもらいたいです。

青少年の心のケアをサポートする中で、表面的な問題を深堀りしていくと、親との繋がり・関わりがいかに大切かを思い知らされます。

子供を笑顔にするためにママが笑顔でいれることが大切で、ママって大変じゃないし、将来ママになりたい、そう思える未来にしていきたいです。

みんなで子育てをして、ママという専門職を支えていく社会を作っていくためのムーブメントを起こしていきたいですね。

池上 沙織さん(写真:右から2人目)

潮田玲子さん

昔の日本って、地域の方々から見守ってもらっていたと思います。だからもっと甘えられたし、助けを求めることができたと思います。

助けを求めた時に解決策がなかったとしても、共感してもらえるだけでも救われることも多いと思います。

1人で抱え込まなくて済む、共有できる場があるといいなと思います。

 

MOTHER 代表 小澤

パパやママだけでなく、子どもがいない人たちも、何かしたい・手を貸してあげたい・何か役に立つことをしたい、そう思っても具体的に何をしたらいいか分からないんですね。社会的にも、急に手を差し伸べたら問題になったり、変に思われることへの不安があるので、躊躇してしまうことも多いと思います。そういった潜在的に眠る力を引き出して、パワーとしてママたちに届くようにしていきたいですし、使命だと思って何かやらないといけないと思っています。

バリバリ活躍しているママだけでなく、心にゆとりがあって、自分にできる範囲で周囲へ手を差し伸べていただけたら、温かい目で寄り添っていただければと思います。

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